僕らはSNSでモノを買う #ウルサス本
『僕らはSNSでモノを買う』
著者:飯高悠太さん を読んだ
目次
はじめに 002
登場人物 012
第1部
僕たちのメッセージは、どうすれば届く?
1 SNSでモノが売れるの!? 019
2 企業はSNSでガンガン宣伝すればいい? 029
3 じゃあ、企業アカウントで、何をすればいいの? 037
4 UGCはなぜ大事? 047
5 最終ゴールはフォロワーを増やすこと? 055
6 なぜアカウント運用だけじゃダメなのか 065
7 つまりバズらせればいいということ? 077
8 SNSで売上を出しやすい商品、出しにくい商品 085
9 SNS時代の購買はULSSASになる 099
10 ULSSASを回すポイント① スモール・ストロング・タイの法則 111
11 ULSSASを回すポイント② UGCを発生させる仕掛け 127
12 Twitter以外のSNSマーケティング 137
13 炎上はどう防ぐ? 147
第2部
僕たちのメッセージは、どのように作ればいい?
1 UGCが発生しないときこそコンテンツマーケティング 157
2 どうしてコンテンツマーケティングが注目されているの? 165
3 まだPVで消耗してるの? 173
4 誰のどんな悩みを解決するの? 183
5 ユーザーはどんな人? 191
6 メディアは量なのか、質なのか? 199
7 コンテンツって、そんなにたくさん作れるもの? 211
8 どの数字をチェックすればいいの? 219
9 マーケターにとって一番大事な考え方 231
おわりに 240
■「スモール ・ストロング・タイ」の法則
わかりやすく、単に数の幻想をを追いかけるのでは無くて、実際に効果の高い方法を具体的なケーススタディを会話形式で、丁寧に解説している。
企業にとって大事な話しだけでなく、、超個人戦の時代に、フリーランスにとっても大事だと思った。
間違いだらけの「SNSブランディング」論が多いなかで、SNSマーケティングの本質に触れる事が出来た。
SNSマーケティング運用に終始しがちな近視眼的視野を、俯瞰できるように優しく導いている所が素晴らしい。
手元に置いておきたい本。おススメです。
池松潤 JUN IKEMATSU
『山小屋ガールの癒されない日々』で癒される。
『山小屋ガールの癒されない日々』読了
山小屋のハナシかと思ったけど、実は「社会に居場所がない」と感じているすべての人に、色々な生き方ってあるな。という本。「生きずらいなぁ」ってモヤモヤしてるヒトに読んでもらいたい。きっと「ああ。色々な生き方があるから大丈夫」と背中をさすってもらえると思った。
noteフェスで吉玉さんに初めて会ったとき「あーイケマツさんですよね」と声をかけてくれたのがきっかけ。なんでわかったの?と聞いたらnoteアイコンが似ていたかららしい(今のとは違い前のやつ)
だからnote同期的な存在だと勝手に思っている。タイプも生き方もまったく違うけど、書くって事に覚悟を決めてのぞんでいる姿がスキだし、書くって大変な事だと思うから思わず応援したくなるのです。そんなワケで、書籍を出されたって自分事のように嬉しくなりました。
本を出すと、色々な事があると思うのですが、どうぞカラダには気を付けて。西の果てからエールを贈ります。
ではまたどっかでお会いしましょう
第2回cakesクリエイターコンテスト受賞作! 新卒で入った会社を数ヶ月で辞めてニート状態になり、自分のことを「社会不適合者」と思っていた23歳の女性が向かった新天地は山小屋のアルバイト。それまで一度も本格的な登山をしたことのなかった女性が、はじめての山小屋で出会った都会とはちがう山の社会とは? 10年間、山小屋で働いていた山ガールならぬ小屋ガールの吉玉サキさんが、山小屋スタッフの日常、恋愛、人間関係などを綴るエッセイ。
吉玉サキさん
■プロフィール
webメディアでエッセイや取材記事を書いているライター・エッセイスト。札幌出身・東京在住の30代。イラストレーターの夫とふたり暮らし。気弱なわりに楽観的。
■略歴
子どもの頃からメンタルが弱く、不登校や精神科通いを経験。文化学院創造表現科で文芸創作を学んだのち、作家を志して新人賞への投稿を続けながらフリーター(山小屋従業員)に。29歳で精神科通いを終了。結婚と同時に夫婦でバックパッカー旅に出る。帰国後は旅の経験を書いて売り込み、別名義でエッセイ本を出版。2017年を最後に山小屋を辞め、2018年からライターとして活動。
池松潤 JUN IKEMATSU
「未来のチームの作り方」を読むとわかる「チームの市場価値の高め方」
サイボウズ式編集長・藤村さん・著
「未来のチームの作り方」を読んだ。
第1章:サイボウズ式「チームワークの価値観」
-仲間から信頼される人」の条件とは?
第2章:チームの土台は「情報のオープン化」
-オンラインでの情報共有が「新たな価値」を生む
第3章:「自由な働き方」と「チームワーク」
-働き方の多様化で変わる「チームの常識」
第4章:チームを動かす「仕組み」の作り方
-コミュニケーションツールで「物理的制限」がなくなる
第5章:「オンラインコミュニケーション」の作法
「つながり疲れ」を起こさないための心得
第6章:会社の「外の人」とチームを組む
これからの時代の「新しいチームの作り方」
あとがき:この本は「チームワークの重なり」で完成した。
なるほどがたくさん詰まっている。感じ入るというべきか。管理職で高層ビルの上層階から落日を眺めている人にこそ、読んでほしいと思った。これは、藤村さんへのエールというか公開応援メールかもしれない。
1:工業化時代の思考様式が産み出す「5つの不」
「5つの不」は、組織のビジネスモデルの限界から低収益になった結果、社員にしわ寄せが行って生み出されている症状ではないだろうか。
「不満」
「不安」
「不快」
「不信」
「不条理」
テレビ時代の「大量生産・大量消費」の思考様式が、ビジネスモデルの限界による社員へのしわ寄せを加速させているように見える。沢山作って、沢山宣伝して、沢山捨ててきた。社員はペットボトルのキャップと同じで、同一規格で同一性能であってほしかった。規格化こそが、工業化時代の生産性向上の肝だったからだ。
スマホで全てが繋がってスーパーフラットになった時代に、理屈が合わなくなってきた。人々の生活は変化しているのに、工業化時代のままの大企業の役員や管理職だけが、取り残されている。まるで江戸時代のお侍さんのようだ。
しかし本書は、お侍さんの改宗のための書ではない。明日に希望がある若い人たちが部下を持って、明るいチームを築くために導きのガイド灯のような本だと感じた。
2:「リーダーシップからフォロワーシップへ」
藤村さんの人柄が滲むように感じたのは何故だろうか。学芸大のスナックでお会いしただけだけど、なんか初めて会った気がしなかった。これもnoteやTwitterのおかげだろうか。
上下関係ではなく、チーム関係。そのノウハウのポジティブ・ネガティブ面を立体的に網羅してあって、具体的な処方箋が細かく書かれている。ここまで文章化・再現可能に書かれた本は他にあっただろうか。
これからのチームワークのスタンダード書になる気がした。
3:全てはスーパーフラットの時代へ
すべてが繋がると、「SNSネイティブ」から「ソーシャル・ネイティブ」へスキルがアップデートされていく。ここでは「働き方のOS」の違いを認識する。P113 で書かれているが、そもそも論で、組織のありさまを変えなければならない時期に来ている事を、丁寧に書かれているように感じる。
価値観の多様化では無く、価値観の整合性をとっていく。前述のフォロワーシップによってチームの底上げが全体のTOPラインの上昇が得られる。という禅問答に近いテーマが現代語で書かれているように思う。素晴らしいと思った。それは、いつの時代にもありがちな「ムード」や「熱狂」で誤魔化すのではなく、一つ一つに丁寧に向き合った証しのように感じるからだ。
■書評は要らない。本は何度も読んで価値が減らないから。
本書は、組織に疑問を持ちつつも、どうやったら「未来」を築く事が出来るのか?悩むすべての人たちに、具体的な手法や、背景で滑走路で導く「灯」だと思う。だから、離陸できるかは、一生懸命とかそういう事ではなく、ある意味で、自分次第なのかもしれない。
「未来のチームの作り方」を読むと「チームの市場価値の高め方」がわかると思った。
何度読んでも面白い。おススメの本です。
《働きやすさ》を考える メディアが自ら実践する「未来のチーム」の作り方
- 作者: 藤村能光「サイボウズ式」編集長
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2019/06/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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池松潤 JUN IKEMATSU
※まだ、はてなブログ使い慣れてません。ごめんね。